突然ですが、あなたは

 

  • 荷物が段ボールだけの引越しを自分でやるには?
  • 必要な段ボールの量や荷造りのやり方は?
  • 段ボールの楽な処分方法は?

 

といった疑問を持っていませんか?

 

これらの悩みを、元引越し業者が、すべて解決します!

 

 

荷物が段ボールのみの引越しを自分でやる方法

 

段ボールのサイズを使い分ける

 

引越しで使う段ボールのサイズは「小さいサイズ」と「大きいサイズ」の二種類です。

 

段ボールにはさまざまな大きさがありますが、段ボールのサイズがバラバラだと荷造りが効率的に行えないだけでなく、車やトラックに積み込む際に余分なスペースが生まれてしまうなど、無駄が多いのです。

 

引越し業者からもらえる段ボールはやはり「小」と「大」の二種類です。
これにならい自分で調達する際には小さい段ボール・大きい段ボールそれぞれを「同じ大きさの段ボール」で統一するのがポイントです。

 

小さい段ボールには重いものを

 

小さいサイズの段ボールには本などの重いものを入れます。大きいサイズの段ボールに本を一杯に入れてしまうと、持ち上げられなくなるうえ、底が抜けてしまいます。

 

大きい段ボールには軽いもの・かさばるものを

 

大きいサイズの段ボールには衣類のような軽いもの・かさばる物を入れます。衣類であれば大きい箱一杯に入れても底が抜けるリスクは低くなります。

 

必要な段ボールの数の目安

 

一人暮らしの一般的な荷物量の場合

 

実際に単身者が引越しでいくつ段ボールを使ったかについては以下のようなデータがあります。

 

段ボールの個数 〜9個 10個 15個 20個 30個 40個 50個〜
割合 24.6% 29.1% 24.7% 14.1% 5.5% 1.0% 1.0%

データ参考:引越し侍

 

これによれば一人暮らしの引越しで使った段ボールの個数は【10個】がもっとも高い割合でした。
次いで【15個】の割合が多いことから、一人暮らしの引越しで必要な段ボールの個数の目安は【10個〜15個】程度が平均だと言えます。

 

間取りごとに必要な段ボールの目安

 

間取りによって荷物量も変わるため、必然的に必要な段ボールの個数も変わります。
以下は間取りごとに実際に引越しで使った段ボールの個数の平均です。

 

間取り
ワンルーム
1K~1LDK
2K~2LDK
3K~3LDK
4K〜
段ボールの個数
10~15個
10~15個
20~30個
50個
50個
データ参考:引越し侍

 

ワンルーム〜1LDKにように一人暮らしで住むことがほとんどの間取りでは、やはり【10〜15個】の段ボールを使うのが一般的だという結果になりました。また家族世帯でも間取りによって必要な段ボールの個数は変わってくることがわかります。

 

荷造りに必要な日数に注意

 

自分で段ボールに荷物を詰める場合、必要な日数は【5〜7日】程度が平均です。
当然友人や家族に手伝ってもらうなど、荷造りをする人数が増えるほどこの時間は短縮できます。

 

単身者でも家族での引越しでも、荷造り作業は一週間ほどかかると想定して計画を立てましょう。

 

段ボールを使った荷造りの方法

 

食器やワレモノ

 

まずは新聞紙やエアパッキン(いわゆる「プチプチ」)のような梱包材・緩衝材を用意します。
食器(ワレモノ)は陶器やガラスで重量があるため、小さいサイズの段ボールに入れるようにしてください。

 

【手順】

  1. 食器類を包む
  2. 新聞紙・エアパッキン等の梱包材で食器類をしっかりと覆います。
  3. 段ボールの底に梱包材を敷き詰める
  4. くしゃくしゃにした新聞紙やエアパッキンを段ボールの底に敷き詰め、クッションを作ります。
  5. 食器類を段ボールに入れ、隙間に新聞紙などを詰め込む
  6. どれほど上手く食器を段ボールに入れても多少の隙間は出来てしまうものです。運んでいる最中に衝撃が食器類に伝わらないように、この隙間には新聞紙などを詰め込んでおきます。
  7. 食器と段ボールが触れるすべての面を緩衝材で覆う
  8. 食器の外側からさらに新聞紙などで包み込みます。段ボールの内側にさらに緩衝材で箱を作るようなイメージです。
  9. 上から緩衝材を乗せて箱を閉じる
  10. 最後に上面に新聞紙などを入れて食器が中で動かないようにし、箱を閉じて完了です。

 

衣類

 

洋服はTシャツ類専用、コート類専用など、種類によって段ボールを分ける方法がおすすめです。

 

衣類は種類によって大きさやかさばり方がまったく違うため、同じ種類を一緒の箱に入れるほうがより多くの枚数をしまうことができます。

 

 

本は小さいサイズの段ボールに入れます。

 

一冊は軽くても量が増えると非常に重くなるため、大きな段ボールに詰め込むと底が抜けてしまうためです。また小さい段ボールでも、ハードカバーの本を一杯に詰めるような場合は明らかに重量オーバーで底が抜けてしまいます。そのため無理をしなくても持ち上げられる程度の量を目安に、一箱に入れる本の量を調整してください。

 

CD・DVD・ゲームソフトなど

 

プラスチックケースに入ったこれらは衝撃に弱く、運搬中にケースが割れてしまうことがあります。
CDなどを梱包する際は、ケースを立てた状態で段ボールに入れましょう。その後食器のときと同様に隙間を新聞紙や布などの緩衝材で埋めます。

 

ゲーム機などの精密機器

 

据え置き型のゲームは、購入時の箱と梱包材が残っている場合は買ったときと同じように箱に入れてください。

 

もし箱を処分してしまった場合は段ボール箱を使用します。
普通の段ボールでも運ぶことは出来ますが、破損のリスクは高まってしまうことに注意してください。
箱詰めの際はバスタオルなどの厚手のタオル類や衣類を一緒に入れるのがおすすめです。ゲーム機本体をしっかりと衣類で覆い尽くし、箱の中で本体が動かないように空いたスペースにも服を詰め込んで完全に固定します。

 

段ボールを運ぶときのコツ

 

持ち方・運び方

 

段ボールを持つときは側面よりも対角線上の角を持ったほうが運びやすくなります。
特に重いものを入れた段ボールは、例えば右上の角と左下の角を持ちます。

 

重い段ボールを持ち上げるときは、腰だけでなく膝のバネも使って持ち上げてください。段ボール箱とはいえ重いものを腰が伸び切った状態で持ち上げるとぎっくり腰などの原因になります。

 

あると便利なもの

 

グリップ力の強い軍手

 

手のひらに滑り止めのある一般的な軍手でも問題ありませんが、軍手全体が厚い滑り止めラバーで覆われた軍手を使うと格段に持ち運び作業が楽になります。このプロ仕様の軍手は通常のものと同じく、スーパーやホームセンターで購入できます。

 

台車

 

一箱ずつ運ぶよりもまとめて運んだほうが効率的ですが、その際に役立つのが台車です。
自宅にない場合はホームセンターで借りられる場合があるので、梱包材や作業道具を購入するついでに借りられるか聞いてみるといいでしょう。

 

車を使うときの注意

 

自家用車やレンタカー・軽トラックを使って自分で引越しを行う際は、段ボール箱が崩れたり落ちたりしないよう、しっかりと固定しましょう。車のトランクに積む場合は後部座席側に崩れてこないように、シートの高さより高くならないように積みます。また後部座席にも段ボールを入れるときは、座席よりも床に置いてしまったほうが運転中に滑り落ちるリスクが軽減できます。

 

引越し後に段ボールを処分するには?

 

引越し業者に引き取ってもらう

 

引越し業者に運搬作業を依頼する場合、引越し後に不要となった段ボールを引き取ってもらえることがあります。段ボールの回収はほとんどの場合が無料ですが、回収サービスの有無も含めて一度相談してみてください。

 

資源ごみとして捨てる

 

引越し業者を使わない場合は自分で段ボールの処分をします。各自治体や地域のルールに従い、段ボールを重ねて紐で十字に縛るなどして指定の日に収集場所に出します。

 

なお段ボールを縛るときは中央に結び目を作るよりも、段ボールの端で結んだほうが縛る力が強くなるためおすすめです。さらに縛ったあと余った分の紐で中央の十字部を縛っておくと、さらに頑丈になります。

 

まとめ

段ボールのみの引越しではまず段ボールの大きさを揃えることが重要です。段ボールを調達する際は今回ご紹介した目安の量よりも少し多めに用意するといいでしょう。無理をして少ない箱に詰め込むと重量が増し、底抜けのリスクが高まったり運搬が大変になってしまいます。